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武男
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たけお
ふりがな文庫
“
武男
(
たけお
)” の例文
武男
(
たけお
)
は、よくおじいさんのところへ
遊
(
あそ
)
びにきて、お
仕事
(
しごと
)
をなさるそばで、おじいさんから、お
話
(
はなし
)
をきくのを
楽
(
たの
)
しみとしました。
山に雪光る
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
ではお君さんが誰かの艶書に返事を
認
(
したた
)
めたのかと思うと、「
武男
(
たけお
)
さんに御別れなすった時の事を考えると、私は涙で胸が張り裂けるようでございます」
葱
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
武男
(
たけお
)
夫婦は、
今日
(
きょう
)
の晴れを
蕨狩
(
わらびが
)
りすとて、
姥
(
うば
)
の
幾
(
いく
)
と宿の女中を
一人
(
ひとり
)
つれて、
午食後
(
ひるご
)
よりここに来つ。
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
武男
(
たけお
)
は、
筆
(
ふで
)
をつかったあとで、かなだらいに、
水
(
みず
)
をいれて
洗
(
あら
)
うと、もくもくと、ちょうど
汽車
(
きしゃ
)
の
煙
(
けむり
)
のように、まっ
黒
(
くろ
)
い
墨
(
すみ
)
を、
筆
(
ふで
)
からはき
出
(
だ
)
します。
山に雪光る
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「
武男
(
たけお
)
君」は悲しんだ事、
片岡
(
かたおか
)
中将が怒って
女
(
むすめ
)
を引き取った事、病女のために静養室を建てた事、一生の
名残
(
なごり
)
に「浪さん」を連れて
京阪
(
けいはん
)
の
遊
(
ゆう
)
をした事、
川島家
(
かわしまけ
)
からよこした葬式の
生花
(
しょうか
)
を突っ返した事
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
▼ もっと見る
もう
火
(
ひ
)
ばちに
火
(
ひ
)
のほしい、ある
日
(
ひ
)
のことでした。
武男
(
たけお
)
が、おじいさんのところへいくと
秋
(
あき
)
の
薬売
(
くすりう
)
りが、
額
(
がく
)
の
字
(
じ
)
を
見
(
み
)
ながら、おじいさんと
話
(
はなし
)
をしていました。
山に雪光る
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
武
常用漢字
小5
部首:⽌
8画
男
常用漢字
小1
部首:⽥
7画
“武”で始まる語句
武士
武
武蔵
武蔵野
武家
武器
武夫
武生
武者振
武張