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極貧
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ごくひん
ふりがな文庫
“
極貧
(
ごくひん
)” の例文
何
(
ど
)
ういふ
訳
(
わけ
)
で
黄金餅
(
こがねもち
)
と
名
(
なづ
)
けたかと
申
(
まう
)
すに、
芝
(
しば
)
将監殿橋
(
しやうげんどのばし
)
の
際
(
きは
)
に
極貧
(
ごくひん
)
の者ばかりが
住
(
すん
)
で
居
(
ゐ
)
る
裏家
(
うらや
)
がござりまして
金山寺屋
(
きんざんじや
)
の
金兵衛
(
きんべゑ
)
と
申
(
まう
)
す者の
隣家
(
となり
)
に
居
(
ゐ
)
るのが
托鉢
(
たくはつ
)
に
出
(
で
)
る
坊
(
ばう
)
さんで
源八
(
げんぱち
)
と
申
(
まう
)
す者
黄金餅
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
家に
巨万
(
きょまん
)
の富があって、多額な学資の仕送りを受け得る青年子女は言うまでもない。私のように旅費さえ充分でない
極貧
(
ごくひん
)
のどん底にあるものまでも東京へ、東京へと、東京に引き寄せられる。
何が私をこうさせたか:――獄中手記――
(新字新仮名)
/
金子ふみ子
(著)
といひかけて
笑
(
わら
)
ひ
消
(
け
)
す
詞
(
ことば
)
何
(
なに
)
としらねどお
施
(
ほどこ
)
しとはお
情深
(
なさけぶか
)
い
事
(
こと
)
さぞかし
可哀
(
かあい
)
さうのも
御座
(
ござ
)
いませうと
思
(
おも
)
ふことあれば
察
(
さつ
)
しも
深
(
ふか
)
し
花子
(
はなこ
)
煙草
(
たばこ
)
は
嫌
(
きら
)
ひと
聞
(
きゝ
)
しが
傍
(
かたはら
)
の
煙管
(
きせる
)
とりあげて
一服
(
いつぷく
)
あわたゞしく
押
(
おし
)
やりつそれはもうさま/″\ツイ
二日計前
(
ふつかばかりまへ
)
のこと
極貧
(
ごくひん
)
の
裏屋
(
うらや
)
の
者
(
もの
)
が
難産
(
なんざん
)
に
苦
(
くるし
)
みまして
兄
(
あに
)
の
手術
(
しゆじゆつ
)
に
母子
(
ふたり
)
とも
安全
(
あんぜん
)
では
別れ霜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
“極貧”の意味
《名詞》
極貧(ごくひん)
極めて貧しいこと。赤貧。
(出典:Wiktionary)
極
常用漢字
小4
部首:⽊
12画
貧
常用漢字
小5
部首:⾙
11画
“極貧”で始まる語句
極貧者