梅喜ばいき)” の例文
梅喜ばいきさん/\、こんなところちやアいけないよ、かぜえ引くよ……。梅「はい/\……(こす此方こつちを見る)×「おや……おまいいたぜ。 ...
心眼 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
すると一心いつしんとほりましてか、満願まんぐわんの日に梅喜ばいきは疲れ果てゝ賽銭箱さいせんばこそば打倒ぶつたふれてしまふうちに、カア/\と黎明しのゝめつぐからす諸共もろとも白々しら/\が明けはなれますと
心眼 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
近江屋あふみや旦那だんなかへつてて、梅喜ばいきいたから浅草あさくされてつたが、奥山おくやま見失みはぐつたけれども、いたからべつ負傷けがはないから安心してなとはれた時には
心眼 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)