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来
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くる
ふりがな文庫
“
来
(
くる
)” の例文
旧字:
來
人これを知るゆゑ、かれに
盗
(
ぬすまれ
)
じとて人智を以てかまへおけども、すこしの
間
(
ま
)
に
奪
(
うば
)
ひ喰ふ、
其妖術
(
そのえうじゆつ
)
奇々怪々
(
き/\くわい/\
)
いふべからず、時としてかれが
来
(
くる
)
とこざるは
鼠
(
ねずみ
)
のごとし。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
先刻
(
さっき
)
内々戸の
透
(
すき
)
から見たとは違って、是程までに美しいそなたを、今まで木綿
布子
(
ぬのこ
)
着せて
置
(
おい
)
た親の
耻
(
はずか
)
しさ、小間物屋も
呼
(
よば
)
せたれば
追付
(
おっつけ
)
来
(
くる
)
であろう、
櫛
(
くし
)
簪
(
かんざし
)
何なりと
好
(
すき
)
なのを取れ
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
お妻とお民と京千代と、いずれも養女で、小浜屋の
芸妓
(
げいしゃ
)
三人の上に、おおあねえ、すなわち、
主婦
(
おかみ
)
を、お
来
(
くる
)
といった——(その夜、隣から襖を叩いた人だが、)これに、伊作という弟がある。
開扉一妖帖
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
彼等呟く、『何時母さんは帰つて
来
(
くる
)
ンだい?』
ランボオ詩集
(新字旧仮名)
/
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー
(著)
来
常用漢字
小2
部首:⽊
7画
“来”を含む語句
往来
出来
将来
入来
元来
以来
性来
帰来
従来
去来
御入来
後来
被来
生来
由来
雁来紅
在来
来歴
新来
旧来
...