来月らいげつ)” の例文
旧字:來月
昨日きのうあたりから、あたたかなかぜが、きはじめました。もうはるがやってくるのです。吉雄よしお学年試験がくねんしけんわって、来月らいげつからは六年生ねんせいになるのでした。
波荒くとも (新字新仮名) / 小川未明(著)
場長がなにか声高こわだかに近くの人に話すのを聞くと、来月らいげつにはいるとそうそうに、駒場農学校こまばのうがっこう卒業生そつぎょうせいのひとり技手ぎしゅとして当場とうじょうへくるとの話であった。糟谷かすやはおぼえずひやりとする。
老獣医 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
「その方はまあ安心なの。来月らいげつから新聞の方が大抵出来るらしいんです」
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
「おかあさん、ぼくが、おおきくなるまで達者たっしゃでいてください。来月らいげつから、昼間ひるまはたらいて、夜学やがくにいきますから。」
僕が大きくなるまで (新字新仮名) / 小川未明(著)
三郎さぶろうは、また病気びょうきがなおって、これも来月らいげつのはじめから、工場こうばかえることになりました。二人ふたりは、ここ数日間すうじつかんたのしくあそぼうと緑色みどりいろつつみうえまで、てきたのでした。
波荒くとも (新字新仮名) / 小川未明(著)