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ふくそう
股引 土偶に據りてコロボツクルの
服裝を考ふるに、身体の上半は
筒袖の上着を以て覆ひ、下半は股引を以て
覆ふ。着服の順序より云へば先づ股引に付いて
述ぶるを
適當とす。此物に二種の別有り。
ヴェスヴィオの
千九百六年の
大噴火に
於て、
非常に
強い
電氣を
帶びた
噴煙を
認めたこともあり、その
靡いた
煙に
近づいた
時、
服裝につけてゐた
金屬の
各尖端から
電光を
發したことも
經驗せられてゐる。
なんともいへない
無邪氣な
顏つきや
樣子をしてゐるところなど、いかにも
昔の
人の
飾り
氣のない
心が
窺はれるばかりでなく、
當時の
人の
風俗だとか
服裝なども、これによつて
知ることが
出來ますから