明州みんしう)” の例文
明州みんしうひと柳氏りうしぢよあり。優艷いうえんにして閑麗かんれいなり。ぢよとしはじめて十六。フトやまひうれひ、關帝くわんていほこらいのりてあらずしてゆることをたり。よつて錦繍きんしうはたつくり、さらまうでてぐわんほどきをなす。
唐模様 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
とき方國沴氏はうこくてんし眞四角まつしかく先生せんせいにて、すなはち明州みんしう刺史ししたり。たちまそうとらへてなじつていはく、なんぢなんせいぞ。おそる/\こたへいはく、竺阿彌ちくあみまをしますと。方國はうこくそうをせめていはく、なんぢ職分しよくぶんとしてひとまよひみちびくべし。
唐模様 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)