惣體そうたい)” の例文
新字:惣体
掛て引すゑ九郎兵衞夫婦村役人周藏喜平次木祖兵衞三五郎下伊呂村名主藤兵衞組頭惣體そうたい引合人殘らず罷り出村役人よりさんぬる廿四日節儀せつぎ逐電ちくてんいたせし旨屆け出一同外記げきが出席を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
それからこれ安之助やすのすけ共同きようどうして失敗しつぱいした仕事しごとであるが、叔母をば云付いひつけで、障子しやうじらせられたときには、水道すゐだうでざぶ/\わくあらつたため、矢張やつぱかわいたあとで、惣體そうたいゆがみ出來でき非常ひじやう困難こんなんした。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
くだんの馬士見付みつけて是御用だ繪符だ/\若いしうオイ/\と云ふに面々めん/\ばた/\と飛下とびおりる故九助は是サ馬士殿おろさず共いゝ憫然かあひさうな何さ惣體そうたいに根方の奴等やつらはずるいから時々とき/″\に合せて置ねへと成やせん時に旦那いそぎなら箱根を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)