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惣髪
ふりがな文庫
“惣髪”の読み方と例文
旧字:
惣髮
読み方
割合
そうはつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうはつ
(逆引き)
菊五郎の光俊は
惣髪
(
そうはつ
)
にて、金の新月の前立物ある
二谷
(
にのたに
)
といふ
兜
(
かぶと
)
を負ひ、紺糸
縅
(
おどし
)
の
鎧
(
よろい
)
、お約束の雲竜の陣羽織にて立派なり。
明治座評:(明治二十九年四月)
(新字旧仮名)
/
三木竹二
(著)
と、精々いなせに飛びこんでゆくと! 聞き覚えのある謡曲の声とともに、よもぎのような
惣髪
(
そうはつ
)
のあたまが一つ、せまい湯船の隅にうだっている。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
従前通りの
惣髪
(
そうはつ
)
を整理して、念入りに撫でつけて、別製の油でもつけさえすれば仕事が済むのだと、
無雑作
(
むぞうさ
)
に考えて、先生の頭へ
櫛
(
くし
)
を当てようとすると
大菩薩峠:25 みちりやの巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
惣髪(そうはつ)の例文をもっと
(9作品)
見る
惣
漢検準1級
部首:⼼
12画
髪
常用漢字
中学
部首:⾽
14画
“惣”で始まる語句
惣菜
惣領
惣
惣身
惣門
惣助
惣嫁
惣太
惣吉
惣左
“惣髪”のふりがなが多い著者
三木竹二
中里介山
服部之総
林不忘
吉川英治