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御無礼
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ごぶれい
ふりがな文庫
“
御無礼
(
ごぶれい
)” の例文
「私は脚が不自由なものでしてナ、お迎えにも出られませんで、
御無礼
(
ごぶれい
)
をしておりますじゃ。この汽船の船長
天虎来
(
てんこらい
)
こと
淡島虎造
(
あわしまとらぞう
)
でござんす」
火薬船
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
へえー
是
(
これ
)
は
驚
(
おどろ
)
き
入
(
い
)
つた、
左様
(
さやう
)
とは
心得
(
こゝろえ
)
ず
甚
(
はなは
)
だ
御無礼
(
ごぶれい
)
の
段々
(
だん/″\
)
何
(
なん
)
ともどうも、
是
(
これ
)
は
恐縮千萬
(
きようしゆくせんばん
)
……
何卒
(
どうぞ
)
是
(
こ
)
れへ/\
速
(
すみや
)
かにお
通
(
とほ
)
りを願ひます、
何卒
(
どうぞ
)
是
(
こ
)
れへ
是
(
こ
)
れへ。
にゆう
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「いや、あっしこそ、
御無礼
(
ごぶれい
)
いたしやしたが、御用は?」
乳を刺す:黒門町伝七捕物帳
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
図
(
はか
)
らず
放免
(
はうめん
)
を
仰
(
おほ
)
せ
付
(
つけ
)
られ、身に取りまして
大慶至極
(
たいけいしごく
)
、誠に
先頃
(
さきごろ
)
は
御無礼
(
ごぶれい
)
の
段々
(
だん/″\
)
御立腹
(
ごりつぷく
)
の
御様子
(
ごやうす
)
で。
詩好の王様と棒縛の旅人
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
中々
(
なか/\
)
大人
(
たいじん
)
は知らん
処
(
ところ
)
へ
御来臨
(
ごらいりん
)
のない事は
存
(
ぞん
)
じて
居
(
を
)
りましたが、一
度
(
ど
)
にても先生の
御入来
(
おいで
)
がないと
朋友
(
ほういう
)
の
前
(
まへ
)
も
実
(
じつ
)
に
外聞
(
ぐわいぶん
)
悪
(
わる
)
く思ひます所から、
御無礼
(
ごぶれい
)
を
顧
(
かへり
)
みず
再度
(
さいど
)
書面
(
しよめん
)
を
差上
(
さしあ
)
げましたが
にゆう
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
無
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
礼
常用漢字
小3
部首:⽰
5画
“御無”で始まる語句
御無沙汰
御無事
御無音
御無理
御無心
御無用
御無態
御無念
御無体
御無體