御入来おいで)” の例文
旧字:御入來
中々なか/\大人たいじんは知らんところ御来臨ごらいりんのない事はぞんじてりましたが、一にても先生の御入来おいでがないと朋友ほういうまへじつ外聞ぐわいぶんわるく思ひます所から、御無礼ごぶれいかへりみず再度さいど書面しよめん差上さしあげましたが
にゆう (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
『好く御入来おいで下さいました。さあ、何卒どうかまあ是方こちらへ。』
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
ことわりのみにて今日けふ御入来おいでるまいとぞんじましたが、はからざるところ御尊来ごそんらい朋友ほういうもの外聞ぐわいぶんかた/″\誠に有難ありがたい事で恐入おそれいります……うもお身装みなり工合ぐあひ、おはかま穿はきやうからさらにおかざりなさらん所と
にゆう (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
早くしてれ「エヽもう二三にん御入来おいでになるとぢきに始まります。 ...
落語の濫觴 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
アヽ御入来おいでなさい。
黄金餅 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)