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彼娘
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あのこ
ふりがな文庫
“
彼娘
(
あのこ
)” の例文
蓮華寺へ行つたお志保——
彼娘
(
あのこ
)
がまた母親に
克
(
よ
)
く似て居て、眼付なぞはもう
彷彿
(
そつくり
)
さ。彼娘の顔を見ると、直に
前
(
せん
)
の家内が我輩の眼に映る。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
それから
又
(
また
)
、
私
(
わたし
)
は
確
(
たし
)
かに
松子
(
まつこ
)
さんでもなくッてよ、だッて、
私
(
わたし
)
は
何
(
なん
)
でも
知
(
し
)
つてるけども、
彼娘
(
あのこ
)
は、あァ、
彼娘
(
あのこ
)
は
些
(
ちつ
)
としか
知
(
し
)
らしないわ!
第
(
だい
)
一
彼娘
(
あのこ
)
は
彼娘
(
あのこ
)
、
私
(
わたし
)
は
私
(
わたし
)
よ
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
『
真実
(
ほんと
)
に仕方が無いぞい——
彼娘
(
あのこ
)
は。』と細君は怒気を含んで、『其袋を
茲
(
こゝ
)
へ持つて来な——これ、早く持つて来ねえかよ。』
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
『
左樣
(
さやう
)
、
無論
(
むろん
)
、
彼娘
(
あのこ
)
が』と
愛
(
あい
)
ちやんを
指
(
ゆびさ
)
しながらドード
鳥
(
てう
)
が
云
(
い
)
つたので、
其
(
その
)
一
隊
(
たい
)
が
殘
(
のこ
)
らず一
時
(
じ
)
に
愛
(
あい
)
ちやんの
周
(
まは
)
りを
取圍
(
とりかこ
)
みました。『
褒美
(
はうび
)
!
褒美
(
はうび
)
!』とガヤ/\
叫
(
さけ
)
びながら。
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
『
彼娘
(
あのこ
)
の
容貌
(
かほつき
)
を見ると
直
(
すぐ
)
に
前
(
せん
)
の家内が我輩の眼に映る』と言つた敬之進の言葉を思出して見ると
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
▼ もっと見る
『しかし
彼娘
(
あのこ
)
は
自分
(
じぶん
)
から
自分
(
じぶん
)
に
褒美
(
はうび
)
を
貰
(
もら
)
はなければならない』と
鼠
(
ねずみ
)
が
云
(
い
)
ひました。
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
彼
常用漢字
中学
部首:⼻
8画
娘
常用漢字
中学
部首:⼥
10画
“彼”で始まる語句
彼
彼方
彼奴
彼女
彼処
彼方此方
彼岸
彼様
彼是
彼等