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当
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あたっ
ふりがな文庫
“
当
(
あたっ
)” の例文
旧字:
當
この人は米国有名の政治家で、
彼
(
か
)
の南北戦争のとき
専
(
もっぱ
)
ら事に
当
(
あたっ
)
て、リンコルンの遭難と同時に兇徒に
傷
(
きずつ
)
けられたこともある。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
題して酒中日記という既に
悲惨
(
ひさん
)
なり、
況
(
いわ
)
んや実際彼の筆を採る必ず酔後に於てせるをや。この日記を読むに
当
(
あたっ
)
て特に記憶すべきは実に又この事実なり。
酒中日記
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
では余温の冷めぬうちに
甘
(
うま
)
く見破る工夫が有るのか目「随分険呑な工夫だけれど一か八か
当
(
あたっ
)
て砕けるのさ余 ...
血の文字
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
はなはだしきに至りては彼の病中余の援助を乞うに
当
(
あたっ
)
て——たとい数月間の看護のために余の身も精神も疲れたるにもせよ——
荒
(
あら
)
らかなる
言語
(
ことば
)
を以てこれに応ぜざりし事ありたり
基督信徒のなぐさめ
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
予は其実際に
当
(
あたっ
)
て最も感ぜり。
関牧塲創業記事
(新字新仮名)
/
関寛
(著)
▼ もっと見る
ソレも宜いとして
置
(
おい
)
て、この攘夷はドウだ。自分がその局に
当
(
あたっ
)
て居るから
拠
(
よんどこ
)
ろなく
渋々
(
しぶしぶ
)
開国論を唱えて居ながら、その実を
叩
(
たた
)
いて見ると攘夷論の張本だ。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
唯
(
ただ
)
その徳川が開国であると云うのは、外国交際の
衝
(
しょう
)
に
当
(
あたっ
)
て居るから余儀なく
渋々
(
しぶしぶ
)
開国論に
従
(
したがっ
)
て居た
丈
(
だ
)
けの話で、一幕
捲
(
まくっ
)
て
正味
(
しょうみ
)
の
楽屋
(
がくや
)
を見たらば大変な攘夷藩だ。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
当
常用漢字
小2
部首:⼹
6画
“当”を含む語句
当時
見当
当然
本当
当家
当麻
相当
心当
当地
胸当
当麻語部
日当
弁当
至当
当初
当今
当方
当世
正当
面当
...