トップ
>
庭
>
てい
ふりがな文庫
“
庭
(
てい
)” の例文
〔評〕南洲
壯時
(
さうじ
)
角觝
(
かくてい
)
を好み、
毎
(
つね
)
に壯士と角す。人之を
苦
(
くる
)
しむ。其
守庭吏
(
しゆていり
)
と爲るや、
庭
(
てい
)
中に
土豚
(
どとん
)
を
設
(
まう
)
けて、
掃除
(
さうぢよ
)
を
事
(
こと
)
とせず。
南洲手抄言志録:03 南洲手抄言志録
(旧字旧仮名)
/
秋月種樹
、
佐藤一斎
(著)
枝折戸
(
しをりど
)
閉
(
と
)
ぢて、
椽
(
えん
)
に
踞
(
きよ
)
す
程
(
ほど
)
に、十時も過ぎて、
往来
(
わうらい
)
全
(
まつた
)
く絶へ、月は頭上に
来
(
きた
)
りぬ。一
庭
(
てい
)
の
月影
(
つきかげ
)
夢
(
ゆめ
)
よりも
美
(
び
)
なり。
良夜
(新字旧仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
桂川
(
かつらがわ
)
、
加茂川
(
かもがわ
)
、二水の景を一
庭
(
てい
)
にとり入れて、鳥の音も
幽
(
かす
)
かに、
千種
(
ちぐさ
)
の姿もつつましく、あるがままな自然を楽しむのみならば、四季、いつということもない。
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
まもなく問題の
大閼
(
たいえん
)
氏が病死し、
単于
(
ぜんう
)
の
庭
(
てい
)
に呼戻されたとき、
李陵
(
りりょう
)
は人間が変わったように見えた。
李陵
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
さっそく
北海
(
ほっかい
)
の上に使いが飛び、蘇武は単于の
庭
(
てい
)
につれ出された。
李陵
(
りりょう
)
の心はさすがに動揺した。
李陵
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
“庭”の意味
《名詞》
にわ。家など建物の周囲又は内側にある露天の平らな土地。
(出典:Wiktionary)
“庭”の解説
庭(にわ)は、住宅などの施設の敷地内に設けられた、建造物のない広場である。
(出典:Wikipedia)
庭
常用漢字
小3
部首:⼴
10画
“庭”を含む語句
家庭
前庭
庭園
裏庭
中庭
庭樹
後庭
庭面
内庭
庭燎
庭苑
校庭
庭上
御庭
庭掃除
庭前
小庭
庭先
庭掃
饗庭篁村
...