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左側
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さそく
ふりがな文庫
“
左側
(
さそく
)” の例文
あの晩六郎氏は、Uの右端上部を出て、Uの底の
左側
(
さそく
)
までやって来て、そこで春泥の為に殺害されたと、我々は今の今まで信じていた。
陰獣
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
外観の配色は柔かい白と緑とより成り、何となく木造の感を
起
(
おこ
)
させるが
凡
(
すべ
)
て石造だ。
其
(
その
)
左側
(
さそく
)
の鐘楼も
亦
(
また
)
荘麗である。予は
屡
(
しば/\
)
此
(
この
)
門前を
徘徊
(
はいくわい
)
して帰るに忍びなかつた。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
十九
日
(
にち
)
、
雨中
(
うちう
)
を、
余
(
よ
)
は
行
(
ゆ
)
つて
見
(
み
)
て、
驚
(
おどろ
)
いた。
今
(
いま
)
までの
貝塚發掘
(
かひづかはつくつ
)
は
臺地
(
だいち
)
東部
(
とうぶ
)
の
坂
(
さか
)
の
上部
(
じやうぶ
)
左側
(
さそく
)
であつたが、
臺地
(
だいち
)
南側
(
なんそく
)
の
下部
(
かぶ
)
、
菱沼鐵五郎
(
ひしぬまてつごらう
)
宅地
(
たくち
)
前
(
まえ
)
の
畑
(
はたけ
)
を、
大發掘
(
だいはつくつ
)
してある。
探検実記 地中の秘密:06 疑問の加瀬貝塚
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
木隠
(
こがくれ
)
が右へまわれば右へ、半助が
左側
(
さそく
)
をねらえば左側の目ばしこい小姓たちの眼が光ってうごく。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
左側
(
さそく
)
の席の
前端
(
まえはし
)
に並びたる、威儀ある紳士とその老母とは、顔を見合わせて
迭
(
たが
)
いに色を動かせり。渠は質素なる黒の紋着きの羽織に、
節仙台
(
ふしせんだい
)
の
袴
(
はかま
)
を
穿
(
は
)
きて、その髭は弁者より麗しきものなりき。
義血侠血
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
▼ もっと見る
道路
(
どうろ
)
の
左側
(
さそく
)
に
工場
(
こうば
)
が
立
(
た
)
ツてゐる
處
(
ところ
)
に
來
(
き
)
た。
虚弱
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
“左側”の意味
《名詞》
左の側。
(出典:Wiktionary)
左
常用漢字
小1
部首:⼯
5画
側
常用漢字
小4
部首:⼈
11画
“左側”で始まる語句
左側第一位