トップ
>
宮中
>
きゆうちゆう
ふりがな文庫
“
宮中
(
きゆうちゆう
)” の例文
と
拗
(
す
)
ねて、どうすかしても、
叱
(
しか
)
つても
逢
(
あ
)
はうとしませんので、
女官
(
じよかん
)
は
面目
(
めんぼく
)
なさそうに
宮中
(
きゆうちゆう
)
に
立
(
た
)
ち
歸
(
かへ
)
つてそのことを
申
(
まを
)
し
上
(
あ
)
げました。
竹取物語
(旧字旧仮名)
/
和田万吉
(著)
或
(
あるひ
)
は
宮中
(
きゆうちゆう
)
でのお
祭
(
まつ
)
りに
傳
(
つた
)
へられてゐた
歌
(
うた
)
などが、とびぬけて
勝
(
すぐ
)
れてゐます。
歌の話
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
ある
時
(
とき
)
、
宮中
(
きゆうちゆう
)
の
女官
(
じよかん
)
たちがこの
匡衡
(
まさひら
)
を
嘲弄
(
ちようろう
)
しようと
企
(
たく
)
んで、
和琴
(
わごん
)
(
日本
(
につぽん
)
の
琴
(
こと
)
、
支那
(
しな
)
の
琴
(
こと
)
に
對
(
たい
)
していふ)を
差
(
さ
)
し
出
(
だ
)
して
今昔物語:21 大江匡衡が歌をよむ話
(旧字旧仮名)
/
和田万吉
(著)
一方
(
いつぽう
)
勅使
(
ちよくし
)
は
宮中
(
きゆうちゆう
)
に
參上
(
さんじよう
)
して、その
夜
(
よ
)
の
一部始終
(
いちぶしじゆう
)
を
申
(
まを
)
し
上
(
あ
)
げて、かの
手紙
(
てがみ
)
と
藥
(
くすり
)
をさし
上
(
あ
)
げました。
竹取物語
(旧字旧仮名)
/
和田万吉
(著)
といつて
歎
(
なげ
)
きましたが、
姫
(
ひめ
)
はいよ/\
澁
(
しぶ
)
るばかりで、
少
(
すこ
)
しも
聞
(
き
)
きいれる
樣子
(
ようす
)
がありませんので、
翁
(
おきな
)
も
手
(
て
)
のつけようがなくなつて、どうしても
宮中
(
きゆうちゆう
)
には
上
(
あが
)
らぬといふことをお
答
(
こた
)
へして
竹取物語
(旧字旧仮名)
/
和田万吉
(著)
“宮中”の意味
《名詞》
宮中(きゅうちゅう)
宮殿や皇居の中。禁裏。禁中。
(婉曲)天皇や皇帝などの側近。
(出典:Wiktionary)
“宮中”の解説
宮中(きゅうちゅう)とは、宮殿の中を指す語である。とりわけ皇居のことを指すことが多い。昔、中国の王城の門が九つ重なっていたところから、宮中は「九重」と表現されることがある。また神社の中や境内を指すこともある。宮殿の中の意味でつかわれる場合は禁中や禁裏と同義である。
(出典:Wikipedia)
宮
常用漢字
小3
部首:⼧
10画
中
常用漢字
小1
部首:⼁
4画
“宮中”で始まる語句
宮中掌典
宮中衛兵
宮中勘兵衛