“子柄(こがら)” の例文
子柄(こがら)の見定めが付かないから、しばらく奉公人並に使ってみると言って、去年の秋まで奉公人と少しも変らない扱いでした。
小博奕が出来るから此処(こゝ)に居るのだが、お前(めえ)も子柄(こがら)はよし、今の若気(わかぎ)でこんな片田舎へ来て、儲かる処(どころ)か苦労するな、些(ちっ)とは訳があって来たろうが
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
子柄(こがら)の見定めが付かないから、暫く奉公人並に使つて見ると言つて、去年の秋まで奉公人と少しも變らない扱ひでした。
へえ頂戴(ちやうだい)を……何(ど)うも流石(さすが)は御商売柄(ごしやうばいがら)だけあつて御主人(ごしゆじん)は愛嬌(あいけう)があつてにこやかなお容貌(かほつき)、番頭(ばんとう)さんから若衆(わかいしう)小僧(こぞう)さんまで皆(みな)お子柄(こがら)が宜(え)いなモシ、実(じつ)に惜(を)しいやうですな
世辞屋 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
お前(まへ)は眼(め)が開(あ)いてちよいと子柄(こがら)を上(あ)げたよ、本当(ほんたう)にまア見違(みちが)いちまつたよ、一人で来(き)たのかい、なに近江屋(あふみや)の旦那(だんな)を、ムヽ失(はぐ)れて、然(さ)うかい、ぢやア何処(どこ)かで御飯(ごぜん)を食(た)べたいが
心眼 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)