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女郎
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じよらう
お
前のやうな
腥のお
世話には
能うならぬほどに
餘計な
女郎呼はり
置いて
貰ひましよ、
言ふ
事があらば
陰のくす/\ならで
此處でお
言ひなされ、お
相手には
何時でも
成つて
見せまする
私の
事を
女郎女郎と
長吉づらに
言はせるのもお
前の
指圖、
女郎でも
宜いでは
無いか、
塵一
本お
前さんが
世話には
成らぬ、
私には
父さんもあり
母さんもあり、
大黒屋の
旦那も
姉さんもある
意趣があらば
私をお
撃ち、
相手には
私がなる、
伯母さん
止めずに
下されと
身もだへして
罵れば、
何を
女郎め
頬桁たゝく、
姉の
跡つぎの
乞食め、
手前の
相手にはこれが
相應だと
多人數のうしろより
長吉
“女郎”の意味
《名詞》
(じょろう)高貴な女性。
(じょろう)女性。若い女性。
(じょろう)遊女。
(めろう)女性の侮蔑語。
(めろう)少女。
(出典:Wiktionary)