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奧床
ふりがな文庫
“奧床”の読み方と例文
新字:
奥床
読み方
割合
おくゆか
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おくゆか
(逆引き)
景色
(
けしき
)
は、
四季
(
しき
)
共
(
とも
)
に
爽
(
さわや
)
かな
且
(
か
)
つ
奧床
(
おくゆか
)
しい
風情
(
ふぜい
)
である。
雪景色
(
ゆきげしき
)
は
特
(
とく
)
に
可
(
い
)
い。
紫
(
むらさき
)
の
霞
(
かすみ
)
、
青
(
あを
)
い
霧
(
きり
)
、もみぢも、
花
(
はな
)
も、
月
(
つき
)
もと
數
(
かぞ
)
へたい。
番茶話
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
「いやに奧齒に物の
挾
(
はさ
)
まつたやうなことを言ふ野郎だな、耳にしたことがあるなら、皆んなブチまけてしまひなよ、何を
奧床
(
おくゆか
)
しく構へてるんだ」
銭形平次捕物控:311 鬼女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
浮世
(
うきよ
)
に
鏡
(
かゞみ
)
といふ
物
(
もの
)
のなくば、
我
(
わ
)
が
妍
(
かほよ
)
きも
醜
(
みにく
)
きも
知
(
し
)
らで、
分
(
ぶん
)
に
安
(
やすん
)
じたる
思
(
おも
)
ひ、九
尺
(
しやく
)
二
間
(
けん
)
に
楊貴妃
(
ようきひ
)
小町
(
こまち
)
を
隱
(
か
)
くして、
美色
(
びしよく
)
の
前
(
まへ
)
だれ
掛
(
がけ
)
奧床
(
おくゆか
)
しうて
過
(
す
)
ぎぬべし
われから
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
奧床(おくゆか)の例文をもっと
(3作品)
見る
奧
部首:⼤
13画
床
常用漢字
中学
部首:⼴
7画
“奧”で始まる語句
奧
奧樣
奧方
奧深
奧州
奧行
奧山
奧座敷
奧津城
奧齒
“奧床”のふりがなが多い著者
樋口一葉
泉鏡太郎
泉鏡花
野村胡堂