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大膽不敵
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だいたんふてき
ふりがな文庫
“
大膽不敵
(
だいたんふてき
)” の例文
新字:
大胆不敵
「いえ、それどころか、色文の束を、喜三郎の死骸の胸の上へ、そつと載せて行つたやうで、——若い
娘
(
こ
)
といふものは、思ひの外
大膽不敵
(
だいたんふてき
)
なものですね」
銭形平次捕物控:302 三軒長屋
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
見て安間平左衞門は
生得
(
しやうとく
)
大膽不敵
(
だいたんふてき
)
の
曲者
(
くせもの
)
成
(
なれ
)
ば主人の答を
齒痒
(
はがゆ
)
きことに思何とか口を利たき體に控居たり
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
唯
(
たゞ
)
見
(
み
)
る、
海蛇丸
(
かいだまる
)
の
船首
(
せんしゆ
)
よりは、
閃々
(
せん/\
)
と
流
(
なが
)
るゝ
流星
(
りうせい
)
の
如
(
ごと
)
き
爆發信號
(
ばくはつしんがう
)
が
揚
(
あが
)
つた、
此
(
この
)
信號
(
しんがう
)
は
他船
(
たせん
)
の
注意
(
ちうゐ
)
を
喚起
(
くわんき
)
する
夜間信號
(
やかんしんがう
)
、
彼
(
か
)
れ
大膽不敵
(
だいたんふてき
)
なる
海賊船
(
かいぞくせん
)
は、
今
(
いま
)
や
何故
(
なにゆゑ
)
か
其
(
その
)
信號
(
しんがう
)
を
揚
(
あ
)
げて
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
傍邊
(
かたはら
)
に聞居たりし後藤は
彌々
(
いよ/\
)
立腹
(
りつぷく
)
し夫は如何にも油屋の
奴輩
(
やつばら
)
不屆
(
ふとゞき
)
なり何にしても其久兵衞と
云
(
いふ
)
奴
(
やつ
)
が
惡者
(
わるもの
)
に相違なし
主從
(
しゆじう
)
して
嫁
(
よめ
)
へ
不義
(
ふぎ
)
を
仕懸
(
しかけ
)
るとは
大膽不敵
(
だいたんふてき
)
なり其上
離縁状
(
りえんじやう
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
疊
(
たゝみ
)
へ
摺付
(
すりつけ
)
々々己れが此店の久兵衞とか
云
(
いふ
)
奴
(
やつ
)
か
汝
(
おのれ
)
番頭の身を以て
大膽不敵
(
だいたんふてき
)
にも亭主が馬鹿なりとて主人の
嫁
(
よめ
)
へ不義を
仕掛
(
しかけ
)
る
人外者
(
にんぐわいもの
)
めと又々鼻づらをこするゆゑ御免々々と
泣叫
(
なきわめ
)
くを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
膽
部首:⾁
17画
不
常用漢字
小4
部首:⼀
4画
敵
常用漢字
小6
部首:⽁
15画
“大膽”で始まる語句
大膽
大膽者
大膽無敵