“他船”の読み方と例文
読み方割合
たせん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たゞる、海蛇丸かいだまる船首せんしゆよりは、閃々せん/\ながるゝ流星りうせいごと爆發信號ばくはつしんがうあがつた、この信號しんがう他船たせん注意ちうゐ喚起くわんきする夜間信號やかんしんがう大膽不敵だいたんふてきなる海賊船かいぞくせんは、いま何故なにゆゑその信號しんがうげて
多少たせうらういとふて他船たせん危難きなんをば見殺みころしにするつもりだなと心付こゝろついたから、わたくし激昂げきこうのあまり
れは海上法かいじやうほふしたがつて、ふねまさ他船たせん追越おひこされんとするとき表示へうしする夜間信號やかんしんがうである。