“たせん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
他船33.3%
他薦33.3%
多銭33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たゞる、海蛇丸かいだまる船首せんしゆよりは、閃々せん/\ながるゝ流星りうせいごと爆發信號ばくはつしんがうあがつた、この信號しんがう他船たせん注意ちうゐ喚起くわんきする夜間信號やかんしんがう大膽不敵だいたんふてきなる海賊船かいぞくせんは、いま何故なにゆゑその信號しんがうげて
多少たせうらういとふて他船たせん危難きなんをば見殺みころしにするつもりだなと心付こゝろついたから、わたくし激昂げきこうのあまり
自薦じせん他薦たせんの養子の候補者は、りどり見どりだが、苦労を知らない大家たいけの次男三男を養子に貰ったところで、よくいう
魔像:新版大岡政談 (新字新仮名) / 林不忘(著)
如何に宝暦はうれき明和めいわの昔にもせよ、一月に二両二分の収入では多銭たせん善く買ふ訳にも行かなかつたであらう。
僻見 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)