トップ
>
唐
>
もろこし
ふりがな文庫
“
唐
(
もろこし
)” の例文
「
天晴
(
あっぱれ
)
仕出かした。今日の一番功ありてこそ誠にわが孫じゃぞ。御身の武勇
唐
(
もろこし
)
の
樊噲
(
はんかい
)
にも
右
(
みぎ
)
わ
勝
(
まさ
)
りに見ゆるぞ。まことに日本樊噲とは御身のことじゃ」
忠直卿行状記
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
大
典
(
てん
)
和尚の
学語編
(
がくごへん
)
には
鱖
(
さけ
)
の字を出されたり、
鱖
(
き
)
はあさぢと
訓
(
よむ
)
也。
唐
(
もろこし
)
の
字書
(
じしよ
)
には
鱖
(
き
)
は大口
細鱗
(
さいりん
)
とあれば鮏にるゐせるならん。
字彙
(
じゐ
)
には
鮏
(
せい
)
は
鯹
(
せい
)
の本字にて
魚臭
(
なまぐさし
)
といふ字也といへり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
ここらの海岸は、その昔、
高麗
(
こま
)
人を移住させたあとで、
唐
(
もろこし
)
ヶ
原
(
はら
)
と言ったといいます。
丹下左膳:03 日光の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
「
唐
(
もろこし
)
徽宗
(
きそう
)
皇帝さえ苦心して描いた牡丹の図を、名もない田舎の百姓によって季節外れと嘲られたため描き改めたと申すではないか。役目をもって申し付ける。持ち返って手入れ致せ!」
北斎と幽霊
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
げにや我が身の
憂
(
う
)
きままに、
古事
(
ふるごと
)
の思ひ出でられて候ぞや。
唐
(
もろこし
)
に蘇武といひし人、胡国とやらんに捨て置かれしに、故郷に
留
(
とど
)
め置きし妻や子、夜寒の寝覚を思ひやり、高楼に上つて砧を
擣
(
う
)
つ。
謡曲と画題
(新字新仮名)
/
上村松園
(著)
“唐”の解説
中国
唐(とう、Táng、618年 - 907年)は、中国の王朝。李淵が隋を滅ぼして建国した。7世紀の最盛期には中央アジアの砂漠地帯も支配する大帝国であり、中央アジアや東南アジア、北東アジア諸国(朝鮮半島や渤海、日本など)に政制・文化などの面で多大な影響を与えた。首都は長安に置かれた。
(出典:Wikipedia)
唐
常用漢字
中学
部首:⼝
10画
“唐”を含む語句
唐突
唐土
唐人
唐黍
唐縮緬
唐様
大唐
唐詩
唐櫃
唐茄子
唐檜
唐船
唐鍬
唐人笛
唐物店
唐紙
唐辛
唐物屋
唐物
金唐革
...