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参
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しん
ふりがな文庫
“
参
(
しん
)” の例文
旧字:
參
而
(
しか
)
るに
形躯
(
けいく
)
を
変幻
(
へんげん
)
し、
草
(
そう
)
に
依附
(
いふ
)
し、
天
(
てん
)
陰
(
くも
)
り雨
湿
(
うるお
)
うの
夜
(
よ
)
、月落ち
参
(
しん
)
横たわるの
晨
(
あした
)
、
梁
(
うつばり
)
に
嘯
(
うそぶ
)
いて声あり。其の
室
(
しつ
)
を
窺
(
うかが
)
えども
睹
(
み
)
ることなし。
牡丹灯籠 牡丹灯記
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
子曰く、
参
(
しん
)
や、吾が道、一以て之を貫くと。曾子曰く、
唯
(
い
)
と。子
出
(
い
)
ず。門人問いて曰く、何の謂ぞやと。曾子曰く、夫子の道は、忠恕のみと。
論語物語
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
雪は青白く明るく水は
燐光
(
りんこう
)
をあげた。すばるや
参
(
しん
)
の星が緑や
橙
(
だいだい
)
にちらちらして呼吸をするように見えた。
なめとこ山の熊
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
矧
(
いわ
)
んやこの清平の世、
坦蕩
(
たんとう
)
の時においておや。而るに
形躯
(
けいく
)
を変幻し、草木に
依附
(
いふ
)
し、天
陰
(
くも
)
り雨
湿
(
うるお
)
うの夜、月落ち
参
(
しん
)
横たわるの
晨
(
あした
)
、
梁
(
うつばり
)
に
嘯
(
うそぶ
)
いて声あり。
牡丹灯記
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
「
柴
(
さい
)
は愚かで、
参
(
しん
)
はのろい。
師
(
し
)
はお上手で、
由
(
ゆう
)
はがさつだ。」
現代訳論語
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
▼ もっと見る
「
参
(
しん
)
よ、私の道はただ一つの原理で貫かれているのだ。」
現代訳論語
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
参
常用漢字
小4
部首:⼛
8画
“参”を含む語句
参詣
参上
見参
墓参
初見参
御参詣
新参
参差
推参
降参
日参
御参
参観
持参金
古参
参宿
毒人参
人参
参籠
参内
...