“兩面”のいろいろな読み方と例文
新字:両面
読み方割合
りやうめん50.0%
りようめん25.0%
れうめん25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かれこの兩面りやうめん生活せいくわつを、ほとんど循環じゆんくわん小數せうすうごとかへして、ことらないのだとふ。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
これを石斧せきふんでゐますが、ながさはたいてい五六寸ごろくすんあるひは二三寸にさんずんぐらゐのもので、かたち御覽ごらんのとほり長方形ちようほうけいであつて一方いつぽうはしけづつてするどくしてありますが、たいていは兩面りようめんからみがいて
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
他の不規則ふきそくに高低は或はき或はりて全体ぜんたいを大なる牡丹餅ぼたもちの如き形とし兩面れうめん中央部ちうわうぶには尖端せんたんの鋭き石片せきへん又は鹿しか角抔つのなどて、他の小石を槌として之をち徐々にくぼみをまうけしならん。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)