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さきども
ふりがな文庫
“
先供
(
さきども
)” の例文
評
(
ひやう
)
に曰此
護摩刀
(
ごまたう
)
のことは
柴刀
(
さいたう
)
とも申よし
是
(
これ
)
は聖護院三寶院の
宮樣
(
みやさま
)
山入
(
やまいり
)
の
節
(
せつ
)
諸國の
修驗
(
しゆけん
)
先供
(
さきども
)
の節
柴
(
しば
)
を
切拂
(
きりはらひ
)
て
護摩
(
ごま
)
の
場所
(
ばしよ
)
を
拵
(
こしら
)
へる故に是を
柴刀
(
さいたう
)
とも云なり
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
先供
(
さきども
)
には北條、梶原、三浦、畠山、あとおさへには
土肥
(
どひ
)
、
安達
(
あだち
)
……なほ數々の大小名が平家の殘黨に備ふる用心もござらう、諸國に威勢を示すためでもござらう、いづれも
甲冑
(
よろひかぶと
)
爽かに
扮裝
(
いでた
)
つて
佐々木高綱
(旧字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
以て待居たり酒井樣の
先供
(
さきども
)
之を見て汝等何者にて
願
(
ねが
)
ひの筋は
何
(
なに
)
成
(
なる
)
やと云ふ兩人は
大地
(
だいぢ
)
に手を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
相屆
(
あひとゞ
)
ける頃は
享保
(
きやうほ
)
十一午年九月廿日天一坊が京都出立の
行列
(
ぎやうれつ
)
は
先供
(
さきども
)
は例の如く赤川大膳と藤井左京の
兩人
(
りやうにん
)
一日代りの積りにて其供方には
徒士
(
かち
)
若黨
(
わかたう
)
四人づつ
長棒
(
ながぼう
)
の
駕籠
(
かご
)
に
陸尺
(
ろくしやく
)
八人
跡箱
(
あとばこ
)
二人
鎗
(
やり
)
長柄
(
ながえ
)
傘杖草履取兩掛合羽籠等なり其跡は天一坊の同勢にて
眞先
(
まつさき
)
なる
白木
(
しらき
)
の長持には
葵
(
あふひ
)
の
御紋
(
ごもん
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
先
常用漢字
小1
部首:⼉
6画
供
常用漢字
小6
部首:⼈
8画
“先”で始まる語句
先
先刻
先方
先生
先達
先鋒
先日
先祖
先途
先手