“土肥”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
どひ28.6%
とい28.6%
とひ21.4%
どひの14.3%
どい7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
土肥どひ、土屋、岡崎などの兵、合せて三百余騎と共に石橋山に立て籠りましたが、景親、平家に心を寄せる味方一千余騎を引具して石橋山に押し寄せ、激しい攻撃を加えましたところ
重兵衛 その温泉場から遠くない、土肥といの杉山という所です。頼朝よりともが隠れたという大杉が先頃まで残っていましたが、今はもう枯れてしまいました。
影:(一幕) (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
一つはずつと下田寄りの賀茂温泉、一つはいま私の來てゐる土肥とひ温泉です。此處には沼津から汽船、二時間足らずで來られます。賀茂にはまだ行つて見ません。
そこへ土肥どひの次郎実平さねひらが二千余騎で義仲の行手に待ち構えた。少勢とはいえ歴戦の強者の木曽勢は、ここも蹴破って進んでいった。
成程違わぬ。舞台のハムレットには、おさな顔の土肥どい君が残って居る。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)