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人買
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ひとかひ
ふりがな文庫
“
人買
(
ひとかひ
)” の例文
そして
其
(
そ
)
の
人買
(
ひとかひ
)
の
手
(
て
)
から
離
(
はな
)
れましたのは、
此
(
こ
)
の
邊
(
へん
)
からは、
遠
(
とほ
)
いか、
形
(
かたち
)
も
見
(
み
)
えません、
高
(
たか
)
い
山
(
やま
)
の
裾
(
すそ
)
にある、
田舍
(
ゐなか
)
のお
醫師
(
いしや
)
の
家
(
いへ
)
でございました。
みつ柏
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
やれ
人買
(
ひとかひ
)
ぢや、
人買
(
ひとかひ
)
ぢや
桜さく島:春のかはたれ
(新字旧仮名)
/
竹久夢二
(著)
國境
(
くにざかひ
)
を
出
(
で
)
ましてからは、
私
(
わたし
)
には
東西
(
とうざい
)
も
分
(
わか
)
りません。
長
(
なが
)
い
道中
(
だうちう
)
を、あの
人買
(
ひとかひ
)
に
連
(
つ
)
れて
行
(
い
)
かれましたのでございます。
みつ柏
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
人買
(
ひとかひ
)
の
背
(
せ
)
にないじやくり
どんたく:絵入り小唄集
(新字旧仮名)
/
竹久夢二
(著)
と
俯目
(
ふしめ
)
に
成
(
な
)
つて、
家
(
うち
)
の
活計
(
くらし
)
のために
身
(
み
)
を
賣
(
う
)
つて、
人買
(
ひとかひ
)
に
連
(
つ
)
れられて
國
(
くに
)
を
出
(
で
)
たまゝ、
行方
(
ゆくへ
)
の
知
(
し
)
れなかつた
娘
(
むすめ
)
が、ふと
夢
(
ゆめ
)
のやうに
歸
(
かへ
)
つて
來
(
き
)
て、
死
(
し
)
したるものの
蘇
(
よみがへ
)
つた
如
(
ごと
)
く、
彼
(
か
)
の
女
(
をんな
)
を
取卷
(
とりま
)
いた
人々
(
ひと/″\
)
に
みつ柏
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
▼ もっと見る
やれ
人買
(
ひとかひ
)
ぢや
人買
(
ひとかひ
)
ぢや
どんたく:絵入り小唄集
(新字旧仮名)
/
竹久夢二
(著)
人買
(
ひとかひ
)
桜さく島:春のかはたれ
(新字旧仮名)
/
竹久夢二
(著)
“人買”の解説
人買(ひとかい)は、人身を買い取り、転売して利を得ること、またその商人のこと。人勾引(ひとかどい)ともいう。
(出典:Wikipedia)
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
買
常用漢字
小2
部首:⾙
12画
“人買”で始まる語句
人買船