トップ
>
交
>
こもご
ふりがな文庫
“
交
(
こもご
)” の例文
智勇
交
(
こもご
)
も
困
(
くるし
)
むの極所に際し、かえって
暴虎
(
ぼうこ
)
馮河
(
ひょうが
)
、死して悔なき破壊的作用のために、天荒を破りて革新の明光を捧げ来るものあり。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
げに
露西亜
(
ロシア
)
の農民はあはれなる生活を送るもの多く、酸苦
交
(
こもご
)
もせまれども
能
(
よ
)
く
耐
(
こら
)
へ、能く忍ぶは、神の最後のまつりごとに希望を置くと見えたり。
トルストイ伯
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
而して聞く者之が為めに悲喜
交
(
こもご
)
も至る。吾れ其然る所以を知らずして、終に彼れの為に化せらる。詩人は固より哲学を有す、彼れは自己の宇宙観と人生観とを有す。
詩人論
(新字旧仮名)
/
山路愛山
(著)
『燕石雑志』に、日向の大
蚯蚓
(
みみず
)
空中を飛び行くとあるは、これを擬倣したのか。とにかく蜥蜴が地中に棲んで
蚯蚓
(
みみず
)
様に堕落したのだが、諸色
交
(
こもご
)
も横条を成し、すこぶる奇麗なもある。
十二支考:03 田原藤太竜宮入りの話
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
ソノ間累世二主、遷館三所、連綿トシテ絶エズ。カツテ虚歳ナシ。余モマタコノ会ニ参スルコト二十有七度、世ハ
殊
(
こと
)
ナリ事ハ異ル。悲喜
交
(
こもご
)
モ集ル。
乃
(
すなわ
)
チ筆ヲ
援
(
ひ
)
イテ詠ヲナス。辞ノ至ル所ヲ知ラザル也。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
▼ もっと見る
『予章記』に、呉猛が殺せし大蛇は、
長
(
たけ
)
十余丈で道を過ぐる者を、気で吸い取り呑んだので、
行旅
(
たびびと
)
断絶した。『博物志』に、天門山に大巌壁あり、直上数千
仭
(
じん
)
、草木
交
(
こもご
)
も連なり雲霧
掩蔽
(
えんぺい
)
す。
十二支考:04 蛇に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
曰く、
和蘭
(
オランダ
)
国王は、軍艦を
艤
(
ぎ
)
して、開国和親の忠告書を
齎
(
もた
)
らしたる特命使節を派遣すべし、曰く、英仏
交
(
こもご
)
も琉球に迫り、交易を促がす。
誰
(
た
)
れかこの際において、身を
抽
(
ぬき
)
んで、その措置に任ずるものぞ。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
左右の肋骨を
交
(
こもご
)
も引き寄せて体を代る代る左右に曲げ、その後部を
前
(
すす
)
める中、その一部(第三図)また自ら或る凸起に
托
(
の
)
り掛かると同時に、体の前部今まで曲りおったのが真直ぐに伸びて
十二支考:04 蛇に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
“交”の意味
《名詞》
(コウ)付き合い、交わり。
(コウ)年月や季節の変わり目。
(出典:Wiktionary)
交
常用漢字
小2
部首:⼇
6画
“交”を含む語句
交際
交換
入交
交互
交々
交渉
交代
交叉
取交
交情
打交
交趾
眼交
交尾
交錯
交誼
情交
人交
目交
飛交
...