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飛交
ふりがな文庫
“飛交”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
とびか
50.0%
とびかは
25.0%
とびこ
12.5%
とびちが
12.5%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とびか
(逆引き)
娘の帯の、銀の露の秋草に、円髷の帯の、
浅葱
(
あさぎ
)
に染めた色絵の蛍が、
飛交
(
とびか
)
って、
茄子畑
(
なすばたけ
)
へ綺麗にうつり、すいと消え、ぱっと咲いた。
貝の穴に河童の居る事
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
飛交(とびか)の例文をもっと
(4作品)
見る
とびかは
(逆引き)
またかく大いなる
群
(
むれ
)
飛交
(
とびかは
)
しつゝ上なる物と花の間を
隔
(
へだ
)
つれども、目も輝もこれに妨げられざりき 一九—二一
神曲:03 天堂
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
飛交(とびかは)の例文をもっと
(2作品)
見る
とびこ
(逆引き)
雪を
欺
(
あざ
)
むく白い顔は前を
見詰
(
みつめ
)
たまま、
清
(
すず
)
しい眼さえも黒く動かさない、ただ、
筬
(
おさ
)
ばかりが
紺飛白
(
こんがすり
)
木綿の上を
箭
(
や
)
の
如
(
よう
)
に、シュッシュッと巧みに
飛交
(
とびこ
)
うている。
菜の花物語
(新字新仮名)
/
児玉花外
(著)
飛交(とびこ)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
とびちが
(逆引き)
西から東へと、この広い大空を白い薄雲が
刷毛
(
はけ
)
でなすったように流れていましたが、いつまで眺めていても少しも動かない。無数の
蜻蛉
(
とんぼ
)
が丁度フランスの夏の空に高く飛ぶ
燕
(
つばめ
)
のように
飛交
(
とびちが
)
っている。
監獄署の裏
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
飛交(とびちが)の例文をもっと
(1作品)
見る
飛
常用漢字
小4
部首:⾶
9画
交
常用漢字
小2
部首:⼇
6画
“飛”で始まる語句
飛
飛沫
飛騨
飛鳥
飛出
飛白
飛込
飛退
飛翔
飛行
“飛交”のふりがなが多い著者
児玉花外
アリギエリ・ダンテ
久保田万太郎
泉鏡太郎
泉鏡花
永井荷風
野村胡堂