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こもご
ふりがな文庫
“こもご”の漢字の書き方と例文
語句
割合
交
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
交
(逆引き)
『燕石雑志』に、日向の大
蚯蚓
(
みみず
)
空中を飛び行くとあるは、これを擬倣したのか。とにかく蜥蜴が地中に棲んで
蚯蚓
(
みみず
)
様に堕落したのだが、諸色
交
(
こもご
)
も横条を成し、すこぶる奇麗なもある。
十二支考:03 田原藤太竜宮入りの話
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
ソノ間累世二主、遷館三所、連綿トシテ絶エズ。カツテ虚歳ナシ。余モマタコノ会ニ参スルコト二十有七度、世ハ
殊
(
こと
)
ナリ事ハ異ル。悲喜
交
(
こもご
)
モ集ル。
乃
(
すなわ
)
チ筆ヲ
援
(
ひ
)
イテ詠ヲナス。辞ノ至ル所ヲ知ラザル也。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
『予章記』に、呉猛が殺せし大蛇は、
長
(
たけ
)
十余丈で道を過ぐる者を、気で吸い取り呑んだので、
行旅
(
たびびと
)
断絶した。『博物志』に、天門山に大巌壁あり、直上数千
仭
(
じん
)
、草木
交
(
こもご
)
も連なり雲霧
掩蔽
(
えんぺい
)
す。
十二支考:04 蛇に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
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