上話うえばなし)” の例文
しかし、だれも、そのおとこおもっているように、あるいているのをとどまって、おとこ上話うえばなしいて、同情どうじょうせてくれるようなひとはありませんでした。
窓の下を通った男 (新字新仮名) / 小川未明(著)
ほかにもなかのよかったものもあったが、はやんだり、あるいは、この土地とちにいなくなったりして、このとしとなるまでつきいをし、たがいに上話うえばなしけるのは
とうげの茶屋 (新字新仮名) / 小川未明(著)
すると、きた人形にんぎょう上話うえばなしが、たちまちまちなかにひろまったのでした。
生きた人形 (新字新仮名) / 小川未明(著)
しばらくおもいまどったすえに、自分じぶんが、鉄砲てっぽうでうたれて、からすから温泉場おんせんばおしえられていった、上話うえばなしをするにこしたことがないとづくと、かれは、ここにくるまでのはなしをしたのでした。
温泉へ出かけたすずめ (新字新仮名) / 小川未明(著)
ゆるやかな時分じぶんには、バナナのかわも、つえも、ゆるやかにながれて、たがいの上話うえばなしでもするようについたり、はなれたりしていきましたが、すみやかにながれるときは、やはり、バナナのかわも、つえも
河水の話 (新字新仮名) / 小川未明(著)