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七日目
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なぬかめ
ふりがな文庫
“
七日目
(
なぬかめ
)” の例文
老いたる法師 あの物狂ひに出合つてから、もう今日は
七日目
(
なぬかめ
)
ぢや。何でも
生身
(
しやうじん
)
の阿弥陀仏に、御眼にかかるなぞと云うてゐたが。
往生絵巻
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
七日目
(
なぬかめ
)
でも結いたてよりきれいで格好もよかった。私は夏の日、日盛りを稽古にゆくが、おしょさんの邪魔はしなかった。
旧聞日本橋:18 神田附木店
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
受け口上の
趣
(
おもむ
)
きを聞き
茫然
(
ばうぜん
)
と天を
仰
(
あふ
)
ぎて
歎息
(
たんそく
)
なし
指屈
(
ゆびをり
)
て
數
(
かぞふ
)
ればハヤ兩人
出立
(
しゆつたつ
)
なしてより今日は
七日目
(
なぬかめ
)
なり
行路
(
ゆくみち
)
三日歸り路三日紀州表の
調
(
しら
)
べ
早
(
はやく
)
して三日なり然ば
九日
(
くにち
)
ならでは歸り難し然るを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
非常
(
ひじやう
)
な
困難
(
こんなん
)
の
間
(
あひだ
)
に、
三日
(
みつか
)
は
※去
(
すぎさ
)
つたが、
大佐
(
たいさ
)
からは
何
(
なん
)
の
音沙汰
(
おとさた
)
も
無
(
な
)
かつた、また、
左樣
(
さう
)
容易
(
たやす
)
くあるべき
筈
(
はづ
)
もなく、
四日
(
よつか
)
と
※
(
す
)
ぎ、
五日
(
いつか
)
と
※
(
す
)
ぎ、
六日
(
むいか
)
と
※
(
す
)
ぎ、
其
(
その
)
七日目
(
なぬかめ
)
まで
此
(
この
)
恐
(
おそ
)
ろしき
山中
(
さんちゆう
)
に
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
川は二三町の幅のあるのも一間二間の
小流
(
こなが
)
れも皆氷つて居る。積つた雪も其處だけ解けずにあるから、盛上つて痩せた人の靜脈の樣である。
七日目
(
なぬかめ
)
にまた一人の露西亞女が私の室の客になつた。
巴里まで
(旧字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
▼ もっと見る
今日はあれからちょうど
七日目
(
なぬかめ
)
である。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
七
常用漢字
小1
部首:⼀
2画
日
常用漢字
小1
部首:⽇
4画
目
常用漢字
小1
部首:⽬
5画
“七日”で始まる語句
七日
七日市
七日七夜
七日前
七日間
七日日
七日町
七日々々
七日七晩