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一撃
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ひとうち
ふりがな文庫
“
一撃
(
ひとうち
)” の例文
彼等は
鐡鉤
(
かぎ
)
をおろせり、その
一者
(
ひとり
)
他
(
ほか
)
の
一者
(
ひとり
)
にいふ、汝わが彼の
臀
(
しり
)
に觸るゝをねがふや、彼等答へて、然り
一撃
(
ひとうち
)
彼にあつべしといふ
神曲:01 地獄
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
始て
怖気付
(
おじけづ
)
いて
遁
(
に
)
げようとするところを、
誰家
(
どこ
)
のか小男、
平生
(
つね
)
なら持合せの黒い
拳固
(
げんこ
)
一撃
(
ひとうち
)
でツイ
埒
(
らち
)
が明きそうな小男が飛で来て、銃劒
翳
(
かざ
)
して胸板へグサと。
四日間
(新字新仮名)
/
フセヴォロド・ミハイロヴィチ・ガールシン
(著)
明けの別れに夢をのせ行く車の
淋
(
さび
)
しさよ、帽子まぶかに人目を
厭
(
いと
)
ふ
方様
(
かたさま
)
もあり、
手拭
(
てぬぐひ
)
とつて
頬
(
ほう
)
かふり、
彼女
(
あれ
)
が別れに名残の
一撃
(
ひとうち
)
、いたさ身にしみて思ひ出すほど嬉しく
たけくらべ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
タッタ
一撃
(
ひとうち
)
で
殺
(
や
)
っ付けるつもりだったのが、案外な抵抗を喰ったもんだから思わず汗が出たんだね。そいつを拭こうとして、うっかりポケットからインテリの証拠を引っぱり出して拭いちゃったんだ。
オンチ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
「おとなしくしているんだぞ。抵抗すると、
一撃
(
ひとうち
)
だ」
豆潜水艇の行方
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
▼ もっと見る
あはれ始めの
一撃
(
ひとうち
)
にて
踵
(
くびす
)
を擧げし彼等の姿よ、
二撃
(
ふたうち
)
三撃
(
みうち
)
を待つ者はげにひとりだにあらざりき 三七—三九
神曲:01 地獄
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
匝
(
まわ
)
れば
匝
(
まわ
)
られるものを、恐しさに度を失って、
刺々
(
とげとげ
)
の枝の中へ片足
踏込
(
ふんごん
)
で
躁
(
あせ
)
って
藻掻
(
もが
)
いているところを、ヤッと
一撃
(
ひとうち
)
に銃を叩落して、やたら
突
(
づき
)
に銃劔をグサと
突刺
(
つッさ
)
すと
四日間
(新字新仮名)
/
フセヴォロド・ミハイロヴィチ・ガールシン
(著)
“一撃”の意味
《名詞》
一 撃(いちげき)
一回の打撃や攻撃を加えること。
(出典:Wiktionary)
“一撃”の解説
一撃(いちげき)は、一撃実行委員会主催、国際空手道連盟極真会館(松井派)後援により開催されていた格闘技興行大会である。空手ルール、K-1ルールを元にしたキックボクシングルール、総合格闘技ルールでの試合が行われていた。
*ブレイクダンスチームの一撃はこちら。
(出典:Wikipedia)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
撃
常用漢字
中学
部首:⼿
15画
“一”で始まる語句
一
一人
一寸
一言
一時
一昨日
一日
一度
一所
一瞥