“鐡鉤”の読み方と例文
読み方割合
かぎ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
殘りの部下と共に歎きつゝバルバリッチヤはその中四人よたりの者にみな鐡鉤かぎを持ちて對岸むかひのきしに飛ばしめぬ、かくていと速かに 一四五—一四七
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
彼等は鐡鉤かぎをおろせり、その一者ひとりほか一者ひとりにいふ、汝わが彼のしりに觸るゝをねがふや、彼等答へて、然り一撃ひとうち彼にあつべしといふ
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
導者しばらくかうべを垂れて立ち、さていひけるは、かなたに罪人を鐡鉤かぎにかくるもの事をいつはりて我等に教へき 一三九—一四一
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)