“チーフメート”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
一等運転手75.0%
一等運轉手25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一等運転手チーフメートも眼を白くしてコックリと首肯うなずいた。同時に一層青白くなりながら白い唇を動かした。
難船小僧 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
石のようにこわばった俺と、一等運転手チーフメートと、船長の顔がモウ一度、船長室でブツカリ合った。
難船小僧 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
いましも船首甲板せんしゆかんぱんける一等運轉手チーフメート指揮しきしたに、はや一だん水夫等すいふら捲揚機ウインチ周圍しゆうゐあつまつて、つぎの一れいとも錨鎖べうさ卷揚まきあげん身構みがまへ
船長せんちやう一等運轉手チーフメートうしなつて、船橋せんけうあがり、くだり、後甲板こうかんぱんせ、前甲板ぜんかんぱんおどくるふて、こゑかぎりに絶叫ぜつけうした。水夫すゐふ
じつ不思議ふしぎだ——あの船脚ふなあしはやことは——』と右手ゆんで時辰器じしんき船燈せんとうひかりてらして打眺うちながめつゝ、じつかんがへてるのは本船ほんせん一等運轉手チーフメートである。つゞいて