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わるだく
ふりがな文庫
“わるだく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
悪企
40.9%
惡企
38.6%
惡巧
6.8%
悪謀
4.5%
悪工
2.3%
悪巧
2.3%
悪計
2.3%
惡功
2.3%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
悪企
(逆引き)
浪五郎は仲間の者の
悪企
(
わるだく
)
みから、五年前に海賊の一味と間違えられて縛られ、もう少しで首を切られるところを、縄抜けをして助かった人です。
銭形平次捕物控:105 刑場の花嫁
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
わるだく(悪企)の例文をもっと
(18作品)
見る
惡企
(逆引き)
「奧さんが仰しやつてましたわ、あの
厄介者
(
やくかいもの
)
の
氣立
(
きだて
)
の惡い子供を
追拂
(
おつぱら
)
へるので嬉しいつて。いつでも人のすることを
窺
(
うかゞ
)
つてゐて、こつそり
惡企
(
わるだく
)
みをするやうな子をね。」
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
わるだく(惡企)の例文をもっと
(17作品)
見る
惡巧
(逆引き)
錢形の平次とか何んとか、江戸の町人どもは大層なことに言ふけれど、いざとなれば、
小盜人
(
こぬすつと
)
ほどの智惠もあるまい。人でも殺さうといふ、太い野郎の、
惡巧
(
わるだく
)
みを
銭形平次捕物控:314 美少年国
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
わるだく(惡巧)の例文をもっと
(3作品)
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▼ すべて表示
悪謀
(逆引き)
まして、それが私怨と私慾の不平から結ばれた策動であるにおいては、言語に絶した不忠な
悪謀
(
わるだく
)
みである。法皇の御運命がそういう野望家のために決しられるようなことでもあっては断じてならない。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
わるだく(悪謀)の例文をもっと
(2作品)
見る
悪工
(逆引き)
殿様がいらっしゃっては邪魔になるゆえ、来月の四日中川にて殿様を釣舟から
突落
(
つきおと
)
して殺してしまい、
体能
(
ていよ
)
くお
頭
(
かしら
)
に届けをしてしまい、源次郎を養子に直し、お國と末長く楽しもうとの
悪工
(
わるだく
)
み
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
わるだく(悪工)の例文をもっと
(1作品)
見る
悪巧
(逆引き)
「嘘も
偽
(
いつわり
)
も、
悪巧
(
わるだく
)
みもあるような人柄じゃねえ、名前は
萩江鞍馬
(
はぎえくらま
)
、絵に描いたような好い男だよ」
裸身の女仙
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
わるだく(悪巧)の例文をもっと
(1作品)
見る
悪計
(逆引き)
殿様お
泊番
(
とまりばん
)
の
夜
(
よ
)
に、源次郎が
密
(
ひそ
)
かにお國の
許
(
もと
)
へ忍び込み、
明日
(
みょうにち
)
中川にて殿様を舟から突落し殺そうとの
悪計
(
わるだく
)
みを、
私
(
わたくし
)
が
立聞
(
たちぎゝ
)
をした所から、争いとなりましたが、
此方
(
こちら
)
は悲しいかな草履取の身の上
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
わるだく(悪計)の例文をもっと
(1作品)
見る
惡功
(逆引き)
爲
(
させ
)
て置ながら又今となり
逢
(
あひ
)
たいとは如何に
欺
(
だま
)
すが
商賣
(
しやうばい
)
でも餘りに
壓
(
おし
)
が
強過
(
つよすぎ
)
ると取ても付ぬ挨拶に吉六
暫時
(
しばし
)
呆
(
あき
)
れしが夫は長庵が一
存
(
ぞん
)
の
惡功
(
わるだく
)
みせし事ならん小夜衣さんに
限
(
かぎ
)
つては
其樣
(
そん
)
な御人じや御座りません
早速
(
さつそく
)
歸
(
かへ
)
つておいらんへ其御話しを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
わるだく(惡功)の例文をもっと
(1作品)
見る
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