“体能”の読み方と例文
旧字:體能
読み方割合
ていよ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
体能ていよく礼を述べて断りましたが、その問答応接の間、私は眼前がんぜんに子供を見てその行末を思い、又かえりみて自分の身を思い、一進一退これを決断するには随分ずいぶん心を悩ましました。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
成程あんたはと戸田さまの御藩中だが、今は機屋だから機屋らしい事をなければなりませんよ、御近所に原與左衞門はらよざえもんも居りますから、たれか解るものを頼んで、体能ていよあれを東京へ帰すとか
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
殿様がいらっしゃっては邪魔になるゆえ、来月の四日中川にて殿様を釣舟から突落つきおとして殺してしまい、体能ていよくおかしらに届けをしてしまい、源次郎を養子に直し、お國と末長く楽しもうとの悪工わるだく