“よよ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ヨヨ
語句割合
代々47.1%
世々23.5%
夜々14.7%
5.9%
世世2.9%
代代2.9%
累世2.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いたずらに、秘呪と称せられるのみにて、ここに十六代、代々よよ、扶持せられて安穏に送るほか、何一つとして、功を立てたことはござりませぬ
南国太平記 (新字新仮名) / 直木三十五(著)
徳川の儒臣林大学頭はやしだいがくのかみは、世々よよ大学頭にして、その身分は、老中ろうじゅう、若年寄の次にして旗下の上席なれども、徳川の施政上に釐毫りごうの権力を持たず、あるいは国家の大事にあたりては
学問の独立 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
子を思えばわたしとても寝られぬ夜々よよが数々ある。わたしという覚束おぼつかない母がようやく育てた、ひとりのこども。わたしに許しを得て髪を分けたこども、いっしょに洋行したこども。
愛よ愛 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
と。鮑叔はうしゆくすで管仲くわんちうすすめ、もつこれくだる。((鮑叔ノ))子孫しそんよよせい祿ろくせられ、封邑ほういふたももの餘世よせいつね名大夫めいたいふたり。
もとより世世よよ凡夫ぼんぶなり
晶子詩篇全集 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
代代よよに聞く名こそことなれ。
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
累世よよ珍宝たから分捕ぶんどりなし
鬼桃太郎 (新字新仮名) / 尾崎紅葉(著)