“よたう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
与党50.0%
夜盜25.0%
餘桃25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
義貞と与党よたう一類を誅伐ちゆうばつして
私本太平記:10 風花帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
みん拔放ぬきはなしければ鍔元つばもとより切先きつさきまで生々なま/\しき血汐ちしほの付ゐるにぞコレヤおのれは大膽不敵なる奴かな是が何より證據なり何處どこで人を殺し夜盜よたう
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
のせ亥刻過頃よつどきすぎごろ鈴ヶ森迄歸り來り候處不※ふと彦兵衞の事を思出おもひだし去年此所で御所刑に成りし彦兵衞は正直者しやうぢきものゆゑ勿々なか/\人殺ひとごろし夜盜よたう等は致すまじ此盜人は外にあらんと申事を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
きみいはく、「われあいするかな、其口そのくちわすれてわれおもふ」と。彌子びしいろおとろへてあいゆるび、つみきみるや、きみいはく、「かついつはつてくるまし、またかつわれくらはすにその(一〇八)餘桃よたうもつてせり」