“やうぢよ”の漢字の書き方と例文
語句割合
養女100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すゑなにとなるぞ、兩親れうしんありながら大目おほめてあらきことばをかけたることく、ろうあるじ大切たいせつがる樣子さまあやしきに、けば養女やうぢよにもあらず親戚しんせきにてはもとよりく、あねなるひと身賣みうりの當時たうじ
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
己が養女やうぢよとして支度したくも立派に調へ水呑村九助方へぞ送りける茲に又惣内は九郎兵衞に惡智慧わるぢゑを加れ村中の山林さんりんうり或ひは質入しちいれなどにせし事あらはれければ村方小前一とう百五十軒集合しふがふして惣内が不埓ふらちすぢ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
申べしと有しかば四郎左衞門成程なるほど夫は手前かゝへ遊女うつせみと申者年明後井戸源次郎樣と申御宅へ縁付えんづきしに相違さうゐ御座なくかゝへたるせつは其者の二親は相果あひはてましたるとの事にて揚屋あげや町善右衞門養女やうぢよの由善右衞門よりねんぱい廿五歳までを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)