“身賣”のいろいろな読み方と例文
新字:身売
読み方割合
みうり50.0%
みう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
吉原よしはら身賣みうりせし金子にてたしかなりそれと申も十八ヶ年以前の御恩がへしとぞんじていたしたる其金故にかへつて文右衞門樣のあだとなりしはまこと御氣毒おきのどくともなにとも申樣も御座なくことに又肝腎の町所名前を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
身賣みうりせず共廿五兩の金子は何れ共出來やうに此長兵衞と云親分が付て居るぞ然程さほどの事なら我等に相談さうだんするがよし私しも馬喰町での武藏屋長兵衞旅籠屋仲間にて人にも知られし男なり長兵衞の子分が一人娘を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
すゑなにとなるぞ、兩親れうしんありながら大目おほめてあらきことばをかけたることく、ろうあるじ大切たいせつがる樣子さまあやしきに、けば養女やうぢよにもあらず親戚しんせきにてはもとよりく、あねなるひと身賣みうりの當時たうじ
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)