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もつて
且又手を下候者に無之同志之由を
申自訴仕候者多分御座候由伝聞仕候。右自訴之人共
何れも純粋正義之名ある者之由承候。是等の者は
別而寛典を
以御赦免
被為在可然御儀と奉存候。
但街道郷村の
児童年十五八九已上に
及ぶ
者、
各柳の枝を取り皮を
去り
木刀に
彫成なし、皮を以
復外刀上に
纏ひ
用火焼黒め皮を
去り
以黒白の
花を
分つ、名づけて
荷花蘭蜜といふ。
因て
其駁雑を
刪り、
校訂清書し、
図は
豚児京水に
画しめしもの三巻、
書賈の
請に
応じ老人に
告て
梓を
許し
以世に
布しに、
発販一挙して七百
余部を
鬻り。
是に
依て
書肆後編を
乞ふ。