“もって”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:モッテ
語句割合
77.8%
ですな11.1%
以而11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なおもって彼の草稿そうこう極秘ごくひに致し置、今日に至るまで二、三親友の外へは誰れにも見せ不申候もうさずそうろう是亦これまた乍序ついでながら申上候もうしあげそうろう。以上。
手先でもどこでもが垢でもって黒光りに光って居る。それからその着物と言うたらば垢とバタでですなもって、黒くうるしのごとく光って居ると、こう言うとその娘の福相を現わして居ることになる。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
明治年代、西洋人情噺を以而もって、よく大円朝えんちょう、初代燕枝えんし拮抗きっこうしたる存在に、英国人の落語家快楽亭ブラックがあった。
探偵小説の「謎」 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)