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むなもと
語句 | 割合 |
胸元 | 46.2% |
胸許 | 23.1% |
心元 | 15.4% |
心 | 7.7% |
胸下 | 7.7% |
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代りて酌する彼の想は、
吾手男の
胸元に
刺違ふる
鋩を押当つるにも似たる苦しさに、
自から
洩出づる声も打震ひて
恐れ入っていた長太を
覘って、
胸許からグサとその槍を突き通しました。
乳人が姫を抱きながら少しまどろんでいる
隙に、守刀を取り出して
心元に刺し通し、
打俯しに俯して
空しくなった。
かくて
餘物を
覩るや。
皆丘山もたゞならず、
乃ち
自ら
射る。
射るに
從うて、
𥶡盡く
蟲の
心を
貫く。
以て
飛衞に
告ぐ。
先生、
高踏して
手を
取つて
曰く、
汝得之矣。
と腰から出刄庖丁を取出して新吉の
胸下を目懸けて突こうとすると、新吉は仰向に成って