“心(むなもと)” の例文
かくて餘物(よぶつ)を覩(み)るや。皆(みな)丘山(きうざん)もたゞならず、乃(すなは)ち自(みづか)ら射(い)る。射(い)るに從(したが)うて、𥶡(りん)盡(こと/″\)く蟲(むし)の心(むなもと)を貫(つらぬ)く。以(もつ)て飛衞(ひゑい)に告(つ)ぐ。先生(せんせい)、高踏(かうたふ)して手(て)を取(と)つて曰(いは)く、汝得之矣(なんぢこれをえたり)。
術三則 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)