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むかひあ
ふりがな文庫
“むかひあ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
向合
44.4%
対合
22.2%
対向
22.2%
對合
11.1%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
向合
(逆引き)
いつも夜店の賑ふ八丁堀北島町の路地には片側に講釈の
定席
(
ぢやうせき
)
、片側には娘義太夫の定席が
向合
(
むかひあ
)
つてゐるので、
堂摺連
(
だうするれん
)
の手拍子は毎夜
張扇
(
はりあふぎ
)
の
響
(
ひゞき
)
に
打交
(
うちまじは
)
る。
路地
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
むかひあ(向合)の例文をもっと
(4作品)
見る
対合
(逆引き)
町の
中央
(
なかほど
)
の、
四隣
(
あたり
)
不相応に
厳
(
いかめ
)
しく土塀を
繞
(
めぐら
)
した
酒造屋
(
さかや
)
と
対合
(
むかひあ
)
つて、大きい茅葺の
家
(
うち
)
に村役場の表札が出てゐる。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
むかひあ(対合)の例文をもっと
(2作品)
見る
対向
(逆引き)
一
(
ひと
)
つ
一
(
ひと
)
つ
黄金
(
こがね
)
白銀
(
しろがね
)
の
線
(
いと
)
に
成
(
な
)
つて、
其
(
そ
)
の
音
(
ね
)
を
伝
(
つた
)
ふるが
如
(
ごと
)
くに
感
(
かん
)
ずる……
思
(
おも
)
ふに
魔神
(
まじん
)
が
対向
(
むかひあ
)
つて、
采
(
さい
)
を
投
(
な
)
げる
響
(
ひゞき
)
であらう……
何
(
なん
)
につけても、
飛騨谷
(
ひだだに
)
第一
(
だいいち
)
の
隠
(
かく
)
れ
場所
(
ばしよ
)
、
近
(
ちか
)
づき
難
(
がた
)
い
魔所
(
ましよ
)
である
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
むかひあ(対向)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
對合
(逆引き)
靜子の前の「たゞ有明」の札に、
對合
(
むかひあ
)
つた昌作の手と靜子の手と、殆んど同時に落ちた。此方が先だ、否、此方が早いと、他の者まで面白づくで騷ぐ。
鳥影
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
むかひあ(對合)の例文をもっと
(1作品)
見る
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