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対合
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むかひあ
静子の前の「ただ有明」の札に、
対合つた昌作の手と静子の手と、殆んど同時に落ちた。
此方が先だ、
否、此方が早いと、他の者まで面白づくで騒ぐ。
町の
中央の、
四隣不相応に
厳しく土塀を
繞した
酒造屋と
対合つて、大きい茅葺の
家に村役場の表札が出てゐる。
その祠の
階段に腰を掛けると、此処よりは
少許低目の、同じ形の西山に
真面に
対合つた。
“対合”の意味
《名詞》
(たいごう)(context、cytology)細胞が減数分裂する際、染色体どうしが接着すること。
(たいごう、ついごう)(context、mathematics)変換で、二度繰り返すと恒等変換となるもの。
(出典:Wiktionary)