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まんのう
ふりがな文庫
“まんのう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
万能
80.0%
萬能
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
万能
(逆引き)
元来
万能
(
まんのう
)
だの
万力
(
まんりき
)
だのという農具は、みなこのマンバと同様の宣伝名で、すなわちそれがすでに商品として彼らに供給せられたことを語るものである。
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
天秤籠にどさんと堆肥を盛り上げ、その上へ
万能
(
まんのう
)
や泥掻きなどを突き差して担いだ親父の浩平は、そのときすでに部落を横へ出抜けて、田圃へ下りる坂道にかかっていた。
米
(新字新仮名)
/
犬田卯
(著)
まんのう(万能)の例文をもっと
(4作品)
見る
萬能
(逆引き)
おつぎはそれから
又
(
また
)
泣
(
な
)
いて
居
(
ゐ
)
る
與吉
(
よきち
)
と
死骸
(
しがい
)
の
如
(
ごと
)
く
横
(
よこた
)
はつて
居
(
ゐ
)
る
卯平
(
うへい
)
とを
見
(
み
)
た。おつぎは
萬能
(
まんのう
)
を
置
(
お
)
いて
與吉
(
よきち
)
の
火傷
(
やけど
)
した
頭部
(
とうぶ
)
をそつと
抱
(
いだ
)
いた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
彼
(
かれ
)
は
毎日
(
まいにち
)
のやうにおつぎを
連
(
つれ
)
て、
唐鍬
(
たうぐは
)
で
切
(
き
)
り
起
(
おこ
)
した
土
(
つち
)
の
塊
(
かたまり
)
を
萬能
(
まんのう
)
の
背
(
せ
)
で
叩
(
たゝ
)
いては
解
(
ほぐ
)
して
平坦
(
たひら
)
にならさせつゝあつたのである。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
勘次
(
かんじ
)
は
萬能
(
まんのう
)
をぶつりと
打
(
う
)
ち
込
(
こ
)
んではぐつと
大
(
おほ
)
きな
土
(
つち
)
の
塊
(
かたまり
)
を
引返
(
ひきかへ
)
す。おつぎは
漸
(
やうや
)
く
小
(
ちひ
)
さな
塊
(
かたまり
)
を
起
(
おこ
)
す。
勘次
(
かんじ
)
の
手
(
て
)
は
速
(
すみや
)
かに
運動
(
うんどう
)
してずん/\と
先
(
さき
)
へ
進
(
すゝ
)
む。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
まんのう(萬能)の例文をもっと
(1作品)
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