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万能
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まんのう
ふりがな文庫
“
万能
(
まんのう
)” の例文
旧字:
萬能
飛行場は陸軍省に属して居ても、官営
万能
(
まんのう
)
𤍠に
罹
(
かゝ
)
つて居る日本と違つて格納庫も其れに納めてある飛行機も
総
(
すべ
)
て私人の所有である。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
「僕が待ち伏せをしていたとでも思ってるんですか、
冗談
(
じょうだん
)
じゃない。いくら僕の鼻が
万能
(
まんのう
)
だって、あなたの
湯泉
(
ゆ
)
に入る時間まで分りゃしませんよ」
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
元来
万能
(
まんのう
)
だの
万力
(
まんりき
)
だのという農具は、みなこのマンバと同様の宣伝名で、すなわちそれがすでに商品として彼らに供給せられたことを語るものである。
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
天秤籠にどさんと堆肥を盛り上げ、その上へ
万能
(
まんのう
)
や泥掻きなどを突き差して担いだ親父の浩平は、そのときすでに部落を横へ出抜けて、田圃へ下りる坂道にかかっていた。
米
(新字新仮名)
/
犬田卯
(著)
“万能”の意味
《名詞》
万能(ばんのう)
全ての物事に効き目があること。
色々な物事に巧みなこと。
(出典:Wiktionary)
万
常用漢字
小2
部首:⼀
3画
能
常用漢字
小5
部首:⾁
10画
“万能”で始まる語句
万能膏
万能散